なぜ読もうと思ったか?
「ピープルウェア」というワードに疑問が浮かんだ。ハードウェア/ソフトウェアはよく耳にする言葉だが、_は全く聞き馴染みのない言葉であったから。
所感
ピープルウェア = 開発に従事する人。エンジニア。 管理者(PM)がターゲットとなる本。SEとして働く経験が長い自身にとっても共感できる内容が多くあった。 ITプロジェクトは、ハイテク産業より、人間関係がより如実に影響を及ぼすチーム開発であること。 そのチームメンバーの大多数である開発エンジニアに、より高いパフォーマンスを発揮させるために実例が数多く紹介されていた。
本文中の印象に残った点
早くやれと急かされれば、雑な仕事をするだけで、質の高い仕事はしない。
- とあるプログラム改修の業務に関して「いつまでに?。」の質問した回答が、「ASAPで。」だった時のシーンを思い出した。
- 期日を確認すれば済むこと。だが、確認しても曖昧なままであったらどうするか?->自分から具体的に期日を発信するしかない。
会社のルーティンワークは終了時間に見合うところまで膨張する傾向がある
- パーキンソンの法則(人はタスク完了まで、使える時間は全て消費しきる)を適応させれば当てはまる。
- 様々なQ&Aや、受講必須のE-Learningとかが当てはまるだろう。中には法の下、実施必須な内容もあるだろうが。
- 何のために実施しているか不明確だと、余計不満が大きくなるので目的を明確にして実施してほしいものだ。
開発者の主な仕事は、ユーザ流の表現で表したユーザ要求を、厳格な処理手順に組み替えるための、人と人のコミュニケーションである。
- InputとOutputがキチンと決まった仕事をするだけではだめ。ということを再認識。
- 要求を齟齬なく正しくプログラムに落とし込むにはコミュニケーションが欠かせない。ここを面倒くさがらずにやることに価値がある。
フロー状態*1に入るのには、15分以上かかる *1 … 1つのことに没頭し、瞑想状態に入ること
- 何事も15分続けてやれば、ゾーンに入る。ただ、10分×6みたいな細切れの時間があっても、ほとんど集中できず。作業は進まない。
- チャットがポップアップ表示され、集中力が削がれるようなら意図的にポップアップをOFFにするのもあり。
頭を使わないで、どんどんドキュメントを作ることは、人間の労力の浪費である。
- ドキュメントを残すとしたら、⓵なんのために?⓶誰が参照するのか? は最低限考えるべき。
- ドキュメント内の誤りの数が多いほど、価値がなくなり読まれなくなる。読み手は「このドキュメントは正しいのか?」という目でみるか、もしくは見る価値無しと判断するため。
- 個人的な経験として、自分しか知りえない技術的な情報があるのなら残すべき。あったほうが良い程度の情報であれば、無くてもこまらない。