■1. 読もうと思ったきっかけ
- 週一でフットサルをやっていて、プレミアリーグも観る。データや戦術ではなく「身体操作」と「論理」の切り口で日本サッカーを語る本が気になった。
■2. 印象に残った内容
- 「状況判断は分けた方がいい。把握と決断は別物」(P.147)。この一文が一番刺さった。うまくいかなかった時に「情報が足りなかった(把握のミス)」なのか「情報はあったが選択を誤った(決断のミス)」なのかを混ぜると、反省の方向がズレる。
- これはサッカーだけでなくシステム開発の意思決定でも同じだった。過去にデバイス管理へ既存CMSを採用した件を「把握と決断」で振り返ってみた。
- 「後から良い方法を思いつく」のは決断ミスではなく、実行後に情報が増えているだけ(後知恵)。気にしすぎなくていい。
- 可逆性には2軸ある。技術的可逆性(作り直せるか)と経済的可逆性(直す価値があるか)。当時は「作り直せる=可逆」と判断したが、直す工数が儲けを上回り、実際は経済的に不可逆だった。ここを見誤った。
- リリース優先で意図的に負債を借りたこと自体は正当。問題は放置。次に同種の開発が来たら負債を踏襲せず、その改修に抱き合わせて作り替える方針で腹をくくった。抱き合わせは「次に○○が来たら××に載せ替える」と明文化して待機列に置くまでがワンセット。
■3. 気になった一文
P.47)頭の位置、左右の肩と左右の股関節が平行四辺形になるのが美しい。
- 週一のフットサルで試してみる。
P.61)限られた放送尺の中で視聴者に何を見せ、どう使えるかを詰めていく。
- テレビでサッカーを論理的に解説し始めた初めての人だと思える。
P.69)正しいプレーは美しい。
- 漫画『フットボールネーション』でも同じことを言っていた。
P.71)日韓ワールドカップの魅力を伝える側に回りたかった。ブラインドタッチを覚えて、アナウンス学校にも通った。
- 現役を退いた後「伝える側にまわりたい」と思う人もいる。新たな発見だった。自分の出口戦略の場合はキャリアドリフトしていく形になりそう。
P.79)たまたま英語が話せたので、選手だがベンゲルの通訳をやっていた。名古屋グランパス時代。
- 英語ができるとこんなところでも役立つ。
P.149)認知、判断、実行の順番。
- これはシステム開発でも同じ。認知(要件把握)を飛ばして実行(実装)に入ると必ず後で崩れる。
■4. 知らなかった言葉
- 菱形筋
- 前鋸筋